着物文様【秋草】【桜楓】【鶴】【蝶】【唐花】【吹き寄せ】【亀】【雀】
【秋草】
桔梗、萩、女郎花、撫子など秋の七草や菊など、秋に咲く草花を集めた文様。数種類でも秋草といいます。
【桜楓】
春の桜に秋の楓を組み合わせたものです。観世水などをあしらって広く染織品に使われて季節を問わない文様です。
【鶴】
亀と共に長生きの象徴とされる瑞鳥。姿が美しいので品位ある吉祥文様として、婚礼衣装や染織品に使用されます。
【蝶】
色や形、舞遊ぶ姿の可憐さから、様々な文様にされて愛されてきた柄です。家紋や能装束にも使われます。
【唐花】
中国から伝えられた模様。特定の花を指すわけではない牡丹のような形の唐花の花をいい、形も多様です。
【吹き寄せ】
いろいろな木の葉が風に吹き寄せられた文様です。松葉、松かさ、銀杏のほか花が添えられることもあります。
【亀】
「鶴は千年、亀は万年」という言葉があるように、鶴とともに福や長寿をあらわしています。
【雀】
雀は昔から「吉鳥」と言われ、縁起のいい鳥とされています。 「厄をついばむ」とされ、家内安全や、ふっくらとした丸っこい形から豊かさをあらわす縁起物ともされています。