いつの時代も愛された、倉敷の和スイーツをご紹介!
歴史ロマンとモダニズムが絶妙なバランスで融合している倉敷美観地区でお着物に着替えてタイムスリップ!
江戸・明治・大正・昭和・平成・そしていつの時代も愛され続けてきた「倉敷の和スイーツ」をご紹介します。
『倉敷美観地区って何があるの? 町を歩くだけでしょ?』
華やかさは無いけれど、まさにそれこそが倉敷美観地区のおすすめポイントなのです。
「(何も無いからこそ)倉敷は本当に良い町ね」そう言って戻って来られるお客様が多いのは最高の褒め言葉。
とは言え素敵なお店も増え続けています。
岡山といえば「桃太郎」
♪桃太郎さん 桃太郎さん お腰につけた黍団子 1つ私にくださいな
♪やりましょう やりましょう これから鬼の征伐に 付いて行くならあげましょう
♪行きましょう 行きましょう あなたについてどこまでも 家来になって行きましょう
♪そりゃ進め そりゃ進め 一度に攻めて攻め破り 潰してしまえ鬼ヶ島
♪面白い 面白い 残らず鬼を攻め伏せて 分捕物をエンヤラヤ
♪万々歳 万々歳 お伴の犬や猿キジは 勇んで車をエンヤラヤ
改めて歌詞をみると、桃太郎は怖いくらい本気ですね。
作曲は「ふるさと」「春が来た」などでも知られる岡野貞一さん。
2018年夏の高校野球で準優勝しました秋田県立金足農業高等学校校歌の作曲も岡野貞一さんだそうです。
桃太郎の歌詞に出てくる「きびだんご」
穀物の一種「きび」を使っていたからとも、岡山が「吉備の国」と呼ばれていたからとも、言われています。
現代のきびだんごは餅粉を使用した物が主流で味も食感も改良してありますが、きび粉を使ったきびだんごも存在しています。実際に桃太郎が持っていたきびだんごはどのようなお味だったのでしょうね。
■中山昇陽堂さんの「昔ながらのきびだんご」
■廣榮堂さんの「元祖きびだんご」
五味太郎さんのパッケージでも有名です。 http://www.koeido.co.jp/
色々なメーカーのきびだんごがあるので食べ比べてみるのも楽しいですよ。
そして私が個人的イチオシしている倉敷銘菓がこちら!
■橘香堂さんの「栗まん」
大粒の栗が1粒丸々入っていてバランスの良い一品。お茶にも珈琲にも抜群に合います。
そして橘香堂美観地区店では「むらすずめ」の手焼き体験が出来るのです!
粒あんもふっくらツヤッとしていて、焼き立てをすぐに食べて頂きたいです。
倉敷美観地区内には食べ歩きテイクアウトのお店もあちこちにあります。
■木本戎堂さん
「むらすずめ」や「ぼっこう饅頭」も保存料不使用で丁寧に作られています。
「ぼっこう」とは岡山弁で「すごい」という意味があり、「ぼっけぇ」という方言は今でも健在です。
ぼっけぇネーミング通りの美味しさです!
女子心をくすぐるお干菓子の可愛らしさも見逃せません。丁寧に並べられた様子は高級菓子のようです。
お手頃価格で1つからでも購入出来るので大人女子のための御菓子屋さんといったところでしょうか。
■えびす饅頭さん
大判焼き? 今川焼き? 回転焼き? 各地で呼び名が違うあの丸いフォルム。
夏の時期は休業されていますが、2018年秋もお元気に再開されて行列が出来ています。
岡山の二大薄皮饅頭は似て非なるもの。どちらが好き?と何度聞かれてもどちらとも美味しいのです。
■藤戸まんぢゅうさんの 「藤戸まんぢゅう」
http://www.fujito-manjyu.co.jp/index.html
■大手まんぢゅうさんの 「大手まんぢゅう」
http://www.ohtemanjyu.co.jp/index.html
甘い物ばかりでそろそろお腹が一杯だわ。とお思いでしょう? おまかせください!
■多賀屋さんのゆらの助だんご
お醤油が香ばしくあっさりしたお味なのでペロリといけます。
小ぶりでシンプルなので、何本買おうか悩みます。
■手焼きせんべい杏さん
倉敷アイビースクエアの西門の目の前にあります。
ショーケースのおせんべいを眺めて、眺めて、さらにジーッと眺めて、結局いつものぬれせんべい。
倉敷川まで少し歩いて、ベンチに腰掛けて、鯉や観光客をぼんやり眺めながら、おせんべいをかじるなんてどうでしょうか。
お店を巡ったり、食べ歩きをしたり、写真を撮ったり、よくある日常かもしれませんが、いつも気を張って頑張っていらっしゃるあなたにこそオススメの岡山県倉敷市の美観地区。慌ただしい生活の中ではあの人に打ち明けられなかった胸の内も、白壁の街並みで肩を並べてゆっくりゆっくり歩いているだけで心が緩んで話せたりするもの。心を開放しにお出でください。
バサラ倉敷店でお着物に着替えたら、玄関でゆっくり深呼吸して、さあ素敵な一日のはじまりです。
お気をつけていってらっしゃいませ